2021.12.31ブログ
市販のシャンプーって髪の毛に良くないの?
ドラッグストアでいつでも買える、値段の安い市販のシャンプー。
コスパもよく、気軽に色々なメーカーの商品を試せるのも魅力ですよね。
しかし手軽な分、髪や頭皮にあまり良くない成分が配合されていたりと危険もいっぱい。
市販だから・安いから必ず悪い!とは言い切れませんが、
大量生産できるようなシャンプーには、コストカットを重視した品質の低い成分を使用していることが多いのも事実です。
一番大切なのは「いかに自分に合っているか」です。
市販品でも自分に合っていたらそれでOKです。
ですが、どうせ使うなら、
ネットでも中々手に入らなく、サロンでしか手に入れる事の出来ない物がお勧めです。
これらは転売などが出来ないように契約しないと買えない質の高い商品だからです。
安い低品質なシャンプーには洗浄力が強いものが多く、この“洗浄力”は必要な油分まで落としてしまいます。
シャンプーによっては、食器用洗剤に使われるような成分が配合されていることもあるんです。
段々使い続けるうちに水分量が著しく低下して乾燥し、気づけばパサパサの手触りの髪の毛になったり、頭皮にかゆみの発生する原因に……。
・ヘアカラーの退色(色落ち)
・髪の毛へのダメージ(きしみ、切れ毛)
・パーマの持ちが悪くなる
・頭皮トラブル
これらの原因にも繋がります。
安いシャンプーに含まれる洗浄力の強い成分
ラウリル硫酸Na ラウリル硫酸カリウム ラウリルエーテル硫酸Na ラウレス硫酸ナトリウム
他にもラウレス-3硫酸アンモニウムやオレフィンスルホン酸という成分もあります。
洗浄力が非常に高く、成分の値段、つまり原価が安いのが特徴。だから安価で大量生産が可能というわけですね。
大抵市販のシャンプーは上記の成分にプラスして「椿油配合」や「ホホバオイル・アルガンオイル配合」と記載されていますが、
洗浄力が強い以上、いくらオイルが含まれていてもほとんど意味はありません。
保湿成分よりもパワーが上回るので、結果的に必要な油分まで落としてしまいます。
洗浄力が強いということは洗い上がりはさっぱりし、汚れを落とす効果は高いです。
ですが普段の生活でそこまでの汚れが気にならない場合は、使い続ける必要性あまりないです。
成分の効果をもっと詳しく話します。
まずはラウレス硫酸ナトリウム。こちらは頭皮の皮脂をごっそり持っていきやすいので乾燥を激しくさせてしまいます。
ラウレス〇〇、とつく成分は皮脂を取り除きすぎてしまうので、必要な脂・不必要な脂全てを流すほど強いパワーを持っているのです。
ラウリル硫酸Naも同様で、こちらも洗浄力が非常に高いです。
一般の洗浄剤にも含まれている成分なので、配合されているシャンプーを使う=掃除用洗浄剤で髪を洗っているのと同じなんだとか……。
いかに強い洗浄力を持っているかがよく分かりますね。
またオレフィンスルホン酸ですが、ラウレス硫酸Naより若干刺激が弱く、植物由来成分の成分も存在します。
そのため自然派と謳ったり、刺激が弱いとアピールをしているシャンプーもあるのですが……洗浄力が弱いのではありません。
むしろ食器用洗剤に使用されるような成分のため、あくまでラウレス硫酸Naに比べたら弱いといったところです、、、
ですが成分自体が丸ごと毒!ということではないので配合されていても他の成分とバランスが取れていればそう問題ないようです。
安いシャンプーでも髪に良い成分は入っているか?ですが、
成分表にココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa等とあれば低刺激で優しい、洗浄力の弱いシャンプーです。
ココイル〇〇、ココアンホ〇〇、ラウロイル〇〇、と覚えておくといいでしょう。
これらは「アミノ酸系シャンプー」と呼ばれ、高級アルコール系に比べるとはるかに刺激も弱くお肌に優しい作りです。
洗浄力もマイルドなのですが、洗い上がりはしっとりとしているので必要なうるおいを守ってくれる働きがあります。
これがアミノ酸系シャンプーの利点です。
1000円程度で買えるものもありますので、良かったら試してみて下さい。
ドラッグストアでも購入出来ます。
ですが、市販品で色々試すなら是非高い物から使う事をお勧めします。
理由は上述の通り、値段が高いのは良い成分が入っているからです^_^
安価な成分で髪の毛を傷ませて欲しく無いと切に願います。
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